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アセット 4

朝を楽しくするハッピー
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ブレックファストメニュー(1985年2月販売開始)

朝を楽しくするハッピー

忙しい朝も朝食を抜かず、お店に入ってしっかり食べる。そんな日常が根付くのに一役買ったのが日本マクドナルドでした。
1980年代になると外食はもはや特別なことではありませんでしたが、朝から外食するという会社員は今ほど多くいませんでした。この頃の日本の会社員の多くは朝から夜遅くまで働き詰めで、忙しい毎日を過ごしていました。そんな人たちにとって、スピーディーさが強みで利便性の高いマクドナルドで素早く朝食を摂ることができれば歓迎されるに違いない。そう考え、日本マクドナルドは1985年にスクランブルエッグマックマフィン、ハッシュポテトなどの「ブレックファストメニュー」の販売をスタートしました。都会で働く忙しい会社員はもちろん、休日にゆっくり朝食を楽しみたいご家族にも人気となりました。これによって、マクドナルドのメニューは“ランチタイムに食べるもの”という認識だったお客様層を新たに引き込むことができたのです。また、いつしかお客様の中でマクドナルドの朝食を「朝マック」と呼ぶようになり、そのネーミングが定着。今ではマクドナルドで「朝マック」が「ブレックファストメニュー」の正式名称となっています。「ブレックファストメニュー」の提案は単なる新しいニーズの開拓ではなく、気軽に外で朝食を摂るという日本の朝の食事スタイルを変えるきっかけにもなりました。