「マクドナルドの見えないメニュー、はじまる」。そんなスローガンのもと、2005年に日本マクドナルドの新しい施策がスタートしました。見えないメニューとは“注文しやすく、お得感を感じていただける価格設定”や“安心できる品質でおいしい商品”、“快適な食事空間をご提供するおもてなし”など、お客様のニーズに合わせた様々なバリューのこと。
その一つが、スイーツやコーヒー、ハンバーガーなどの幅広い単品メニューをワンコインでご提供する「100円マック」でした。当時、お手頃な価格でランチやカフェを楽しむことができる飲食店は少なく、ちょっとした空き時間には缶コーヒーを片手に公園のベンチで一休みする人がたくさんいました。そんな時代に「100円あったらマックに行こう！」という、外食の新しい楽しみ方のご提案はとても喜んでいただけました。価格設定だけでなく、商品のおいしさや店内の清潔さなども好評で、ご家族連れからご年配の方まで、今まで以上に幅広い層のお客様の姿が見られるようになりました。
ちょっと休憩したいとき。小腹が空いたとき。いつでも気軽に来て、おいしく楽しく過ごしていただきたい。100円マックに込めたこの想いは、2015年の「おてごろマック」を経て、2020年にスタートした「ちょいマック」へと受け継がれています。