ひと昔前は、飲食店での喫煙は当たり前のことでした。この光景が街からほとんど消えたのは2020年4月。「改正健康増進法」が全面施行され、飲食の場での喫煙が原則禁止になったことで、きれいな空気でごはんを楽しめるようになったのです。しかしその10年も前から、日本マクドナルドは全店禁煙化に向けて動き出していました。
きっかけとなったのは、2010年に神奈川県で施行された「受動喫煙防止条例」。屋内での喫煙を規制する条例の発令に合わせて、神奈川県全店での全面禁煙（一部完全分煙）の取り組みを開始しました。マクドナルドはファミリーでお食事を楽しまれるお客様が多くとても好評だったことや、この20年間での喫煙者数の減少を鑑みて、禁煙店舗を徐々に拡大。トレイマットなどで告知を行いながら、2014年8月より全店禁煙に移行しました。大きな混乱などなかったものの、まだ喫煙するために飲食店へ行く方も多かった当時、全店禁煙に踏み切ることは革新的な取り組みとして注目を集めました。
これによりマクドナルドの店内は小さなお子様をはじめすべてのお客様に、おいしい空気で、もっとおいしいひとときを過ごしていただけるように。今日も私たちは快適で安心してお食事していただける場所を整えて、皆さまのご来店をお待ちしています。