2018.11.28

病気と闘う子供とその家族の支援のために、マクドナルドとお客様がひとつに。
10月28日(日)マックハッピーデー
募金総額44,813,100円
ご協力、ご支援ありがとうございました!
全国の店舗でマクドナルドとお客様がひとつになった「マックハッピーデー」当日の様子も動画で公開

 日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:サラ・エル・カサノバ)は、病気と闘う子供とその家族を支援する「マックハッピーデー」を10月28日(日)に全国のマクドナルド店舗で実施いたしました。マクドナルドからの寄付とお客様からお寄せいただいた募金を合わせた総額が44,813,100円となりましたことをご報告いたします。

 「マックハッピーデー」は、ハッピーセットお買い上げ1つにつき50円を病気と闘う子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス(以下DMH)」にマクドナルドが寄付させていただくチャリティキャンペーンです。今年は、店舗に来られない方やハッピーセットをご購入されない方にもご参加いただきたいと願い、新たに「マックハッピーデーチャリティオークション」を実施いたしました。本活動にご賛同くださった芸能人やスポーツ選手、アーティストなど著名人の方が愛用品やサイン入りアイテムをご提供してくださり、多くの皆さまにお楽しみいただきながらご参加いただきました。(開催期間:10月15日(月)~28日(日)の2週間)

 マックハッピーデー当日は、特設の募金ブースを設置し、クルーが募金を呼びかけたり、募金してくださった方にステッカーやバルーンをプレゼントするなど、独自に趣向を凝らしたチャリティイベントを実施する店舗もありました。また、サラ・エル・カサノバもDMHのアンバサダー・北澤豪さん、1児のママである関根麻里さんとともに都内2店舗を訪問しました。家族が一緒にいることで生まれる力を信じ、昨年に引き続き2回目の実施となった今年のマックハッピーデーは、お客様をはじめ、チャリティオークション等にご協力いただいた皆さまとマクドナルドのチャリティの心がひとつになり、DMH支援の輪をさらに広げることができたと考えております。

 本キャンペーンで皆さまよりご支援いただいた店頭募金金額は、10,393,540円となりました。28日のハッピーセット販売数643,077個の売上からの寄付金額32,153,850円と、チャリティオークションの合計落札金額2,265,710円を合わせた、計44,813,100円を、DMHを運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンへお届けさせていただきます。病気と闘う家族の笑顔のために、DMHへの皆さまからの温かいご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。

 マクドナルドは、未来を担うすべての子供たちが笑顔になることを願い、その取り組みの一つとして「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を通じて病気と闘う子供とその家族を応援しています。マクドナルドではこれからも、より豊かなお食事の時間を過ごしていただける商品のご提供とともに、社会に貢献する活動を継続して進めてまいります。

【動画ご案内】 支援の輪をさらに広げていくために、本年のマックハッピーデーの様子を動画にて公開しております。

https://www.youtube.com/watch?v=2I69tjW7ubg

支援の輪をさらに広げていくために、本年のマックハッピーデーの様子を動画にて公開しております。
ドナルド・マクドナルド・ハウスは病気の子どもとその家族のための滞在施設です

自宅から遠く離れた病院に入院する子供に付き添う家族のための滞在施設

重い病気や難病に苦しむ子供たちが専門的な最善の医療を受けるためには、自宅から遠く離れた病院に入院するケースが多いです。子供の入院には家族の付き添いが必須であり、家族を残して地元を離れ病院で生活する親御さんは、心身ともに疲弊してしまいます。家族の負担を少しでも軽減し、笑顔で入院している子供に付き添えるように、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は病院のすぐそばに建てられています。また、経済的な負担も考慮し、施設利用は1日1人1,000円。建設から運営まで、ハウスは100%寄付や募金、地域ボランティアの力に支えられています。また、ハウスは「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」が運営しております。

【サポートする家族の疲弊】

身体:
①睡眠がしっかりとれない(簡易ベッドor椅子で寝る毎日)
②インスタント食品ばかり&お風呂に入れない
金銭:
①地元家族の生活費&自身の生活費(ホテルやウィークリーマンションの利用が長く続くと負担が大きい)
②治療費
精神:
①入院中の子供に加え、地元家族の心配・ケア
②ゆっくり休めず、心に余裕が無くなる

1974年アメリカのアメフト選手の切なる願いで誕生、43の国と地域に365ヵ所開設

アメフト選手の子供が入院した際の経験から、病院の近くに家族が少しでも安らげる滞在施設を求める活動に病院医師や近隣のマクドナルド店舗オーナーが協力し、1974年にフィラデルフィアで誕生しました。日本では、2001年第1号ハウスが誕生、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが運営しています。日本マクドナルドは、第1号ハウスおよび財団設立当時から、継続してハウスをサポートしております。
入院生活を続ける子供たちにとって、家族と離れて治療を続けることは精神的な不安が大きく、その不安が治癒を遅らせるともいいます。ドナルド・マクドナルド・ハウスは、そうした子供の不安と、付き添い家族の精神的・経済的負担を支えるため、病院のすぐそばにある「第二の家」として、全世界に365ヵ所、日本には12ヵ所開設されています。しかし、現在病気と闘っている子供たちは国内に約14万人いるといわれており、まだまだ不足しているのが現状です。

*ハウス数は2018年10月末日時点のものです。

「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を利用するご家族、野口さんからのメッセージ

腎臓病の娘と一緒に前を向き、これからも頑張ります!多くの方々のサポートに感謝します

娘の病気が発覚したのは妊娠5ヶ月の頃、腎臓の病気と診断されました。出産直後は「なぜ普通に生んであげられないのか・・・」と自分を責めたこともあります。しかし、初めて娘を家に連れて帰った際、「娘のためにも明るく頑張ろう」という想いが湧きあがりました。現在4歳の娘には酸素吸引や人工透析の機械を用いた在宅の医療的ケアが必要です。夜中に異常が無いか確認することもあり、24時間目が離せません。定期受診の際に利用するハウスは、ゆっくり心と体を休めることが出来る、私たちにとって無くてはならない存在です。今回の「マックハッピーデー」で、多額の募金が寄せられたと聞き、本当にたくさんの人の善意、サポートがあると実感しました。私の役割は子供をケアして、寄り添うことなので、頑張ろうと思います。多くの方々のサポートに心から感謝しています!

腎臓病の娘と一緒に前を向き、これからも頑張ります!
© McDonald's