2021.07.20
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)は、日本第1号店のオープンから本日で丸50周年を迎えることを記念し、新テレビCM「僕がここにいる理由」篇を、本日7月20日(火)から放映開始します。
2021年はマクドナルドが日本に誕生してから50周年を迎えるアニバーサリーイヤーであり、7月20日はマクドナルド銀座1号店がオープンしたハンバーガーの日でもあります。長年愛されるブランドとして、お子様からご高齢の方まで幅広い方がマクドナルドでの思い出を振り返り、共感していただけるようなCMにしたいと考え、銀座1号店を舞台にしたテレビCMを制作しました。再現された銀座1号店のセットを舞台に、女優の宮崎美子さんが「50年前のマクドナルドでデートをする少女」と「孫と一緒に家族でマクドナルドを楽しむ現在の女性」の2役を演じています。また、本CMのために、歌手の手嶌葵さんに小坂明子さんの楽曲『あなた』(1973年発表)をカバーしていただきました。CMをきっかけに、マクドナルドでのご家族や友人とのストーリーを思い出しながらご覧いただければ幸いです。
さらに、50周年記念として、マクドナルドではお客様の長年のご愛顧への感謝の気持ちを込めて、様々な記念キャンペーンを展開しており、アメリカ創成期のキャラクター「スピーディー」がデザインされた特別パッケージでのご提供や、チキンマックナゲットのソース、マックシェイクなど懐かしの商品を期間限定でご提供しておりますので(※)、合わせてお楽しみください。※マックシェイクは7月21日(水)より期間限定販売となります。
50周年を迎えた日本マクドナルドは、これまでの感謝の気持ちを胸に、これからもずっとBigなスマイルを皆さまと一緒に作り出していくため、マクドナルドらしいFUNにあふれた様々な取り組みを行ってまいります。
① 実話から生まれた物語
マクドナルドで起きたお客様の実話をもとに、CMのストーリーを作りました。
② 50年前の銀座1号店をセットで再現
当時のマクドナルドの資料、雑誌やニュースから、店舗や街並みをセットにそのまま再現しました。
③ 素の魅力あふれ出す、50年前と今の2役を宮崎さんが熱演
インタビューでは50年前の思い出や、長年芸能界で活躍できる秘訣を伺いました。
舞台はマクドナルド銀座1号店。中学生の少女はこの日、目一杯のおしゃれをして1つ年上の彼とデートにきていました。席に座る少女は、手元でハンカチをにぎりしめ、緊張している様子。そこに彼が、バーガーセットを買って席にやってきます。彼が買ってきたのはビッグマック。少女はそれを見て、手をつけずにもじもじとしてしまいます。彼が「食べないんだ」と尋ねると、少女は照れたように小さくうなずきました。マクドナルドでのデートが終わると、彼は「じゃあ」と言って人混みの中に消えていき、その後ろ姿を少女は切なく見つめます。結局、少女と彼の恋はうまくはいきませんでした。
それから50年がたった2021年のマクドナルドで、女性は孫とビッグマックを食べながら、当時のデートの思い出話をして懐かしんでいました。孫が「ばぁばはさ、何で(ビッグマックを)食べなかったの?」と尋ねると、女性は「だって恥ずかしいじゃない!好きな人の前でこんなでっかいの!」と答えました。孫は「ふーん‥‥。じゃあさ、じぃじの前では?」と尋ねると、ばぁばは「ぜんっぜん平気!何でだろ?」と笑います。孫は“ばぁばにもそんな時代があったんだな‥‥”と思い、美味しそうにビッグマックを頬張るばぁばを見て、“もう少しビッグマックが小さかったら、僕は今ここにいなかったわけだ”と感慨にひたっていました。その時、コンコン!と窓を叩く音が。窓の外を振り向くと、じぃじと妹が笑顔でこちらに手を振っていました。ばぁばは「しーっ!」と孫と2人だけの秘密にし、やってきたじぃじ達と4人で楽しくハンバーガーを頬張るのでした。
【日本1号店 マクドナルド銀座店をセットで再現!】
2週間かけて制作されたセットは、細部まで忠実に再現され、当時の空気感が伝わり懐かしい気分に浸れるセットとなりました。当時の店舗や街並みを再現するため、マクドナルド社内の過去のデータや、70年代の雑誌やニュースで報じられた銀座1号店の写真から情報収集を行い、当時の店舗を知るスタッフやお客様にもインタビューを実施しました。撮影時には、当時の銀座1号店を知るエキストラから、「そういえばこんな感じだったな」「懐かしい」という声があがりました。
マクドナルド銀座1号店
当時を再現したセット
当時の銀座1号店を知る世代で、当時の少女と現代の女性を魅力的に演じられる方を起用したいと考え、長年にわたり第一線で活躍されている宮崎美子さんに今回の出演を依頼しました。出演が決まった宮崎さんは、ご自身でマクドナルドに買いに行って撮影に備えるなど、準備万端で挑んだそうです。
CMをご覧になった方々に自然とストーリーに共感していただくために一人2役をナチュラルに再現しなければいけない難しい役でしたが、50年前の衣装に身を包んだ宮崎さんは少女そのもの。50年前から変わらないピュアな印象や可憐な魅力がひきだされ、スタッフからは「可愛い!」「少女のような雰囲気がある」と絶賛する声があがっていました。撮影がうまくいき、OKが早く出た時は、思わず小さくガッツポーズをされる場面もありました。
また、撮影現場では、スタッフもエキストラに扮し、マクドナルドのクルーの衣装や当時のファッションに身を包んで撮影に臨みました。エキストラの観光客役の方は、本当に写真を撮って観光気分を味わってしまうなど、懐かしさと高揚感あふれる現場になりました。
今回、現代の宮崎美子さんの夫役として、長年芸能界で活躍し、お茶の間でも人気の村上ショージさんにご出演いただきました。「50年後の現在の女性が幸せに暮らしていることを伝えられる家族像」をイメージし、夫役となる方には「CMの最後にクスッと笑えて、ほっこりとした気持ちにしてくれるような方」を起用したいと考えた時、いつの時代もお茶の間を沸かせ、周りを笑顔にする村上さんがぴったりということで満場一致で決定しました。窓から村上さんが顔をのぞかせるシーンは、1発カットでOKに。村上さんの自然な演技は、思わずみんなが吹き出してしまうほどで、現場全体が「こんな旦那さんがいいな」とホッコリした空気に包まれました。
■宮崎美子さん
―撮影全体を通したご感想
楽しかったですよ。いい家族ですね。このじぃじだから遠慮なくビッグマックが食べられて、こんな幸せな孫に恵まれたんだなと思って、納得でした。(村上ショージさんとの共演は)初めてだったんです。違うところではご挨拶だけはしたんですけど、折り目正しい雰囲気の方だったので、テレビで拝見している感じとは違うのかなと思っていたんですけど、今日撮影をして“おじいちゃんいい人だな”と思えて、すごく安心感がありました。
―少女時代を演じたご感想
それが今日一番大変だったの。暖かい目でぜひ見てください。この髪形のウイッグが懐かしくて、これで気分が30年ぐらいは(若返った)。あと10年はぶりっこ演技と、もう10年は最新の技術でなんとか(笑)。でも楽しかったです。年をとった自分が自分の娘時代を回想しているわけで、リアルじゃないからね(笑)。
―当時の銀座1号店と比べてみていかがですか?
私は実際には残念ながら、銀座1号店を体験したことがなくて。(当時いた)九州にはマクドナルドがなかったものですから。でも、当時ニュースや雑誌でいっぱい取り上げられたのを見ていて、うらやましいなと憧れていました。(見ていた当時と今日のセットが)そのままなんですよね。本物だなと思って感動しました。
―マクドナルドの好きなメニュ―を教えてください
フィレオフィッシュが好きですね。昔からずっと変わらないし、安心できる感じがして。昔から好きなメニューです。あとは、チキンフィレオもいいかな。今日もそれぐらいの大きさだったら食べやすかったのに(笑)。ビッグマックはね、一口で食べるのは難しかった。
―長年芸能界で活躍できる秘訣を教えてください
気づいたら続けてきていたっていうのが正直なところなんですけど、いろんなものに好奇心をもって大事にしてきたというのはあります。少し気持ちが動いたら挑戦してみるっていう、小さな積み重ねが続けられた理由かなと思っています。
■村上ショージさん
―撮影のご感想
まさか私が、マクドナルドのCMに出してもらえるとは思っていませんでしたのでね。ちょうど昨日、仕事終わりにちょっと小腹がすいて、マネージャーに「ちょうどマックあるわ!フィレオフィッシュこうてきてくれ!」言うて。楽屋とか差し入れとかでもマックを買うんですけど、まさか自分にCMがくるとは思っていなくて。2週間ぐらい前に、マネージャーに(今回のCM起用を)言われたんですよ。その時は「こいつドッキリかけよるな」と思ったんですよ。「おっさんドッキリかけたってそんなに大きいリアクションせえへんぞ」と言ってたら、ほんまに仕事があったので、自分自身もびっくりしました。
―マクドナルドにまつわる思い出
(50年前の)あの頃、ぼくはちょうど造船所で働いていたんですよ。当時はハンバーグとハンバーガーの区別がつかず、どういう食べ物かなって思ってました。最初に食べたのは差し入れだったと思うんですけど、「あぁ、これがハンバーガーなんや!」と。その時は二十歳を過ぎてたと思いますよ。「この食べ物って本当にコーラにあうんやな」と思いました。
―「僕がここにいる理由」というタイトルにちなみ、村上さんが芸能界にいる理由を教えてください
とりあえず好きやからやと思います。なんせね、小学校5年生の時からお笑いをしたいというのがずっとありましたんで。家の事情ですぐにはできなかったんですけど、僕は絶対お笑いの世界にいこうと思っていたので、今もこうやっておれるのは、皆さんのおかげと、自分が好きだっていうのが継続している理由だと思います。
【宮崎美子】
1958年、熊本県生まれ。
1970年、週刊朝日「篠山紀信があなたを撮ります・キャンパスの春」に応募。1月25日に掲載されたことを機に、ミノルタ・カメラTVCMに出演し、時の人となった。同年10月TBSテレビ小説「元気です!」主演で、女優として本格デビューを果たす。代表作は映画「雨あがる」など多数。現在はドラマや映画に出演し、昨年、YouTubeチャンネル「よしよし。」も開設した。
【村上ショージ】
お笑い芸人。1955年5月28日生まれ、愛媛県出身。B型。
1977年、吉本に入所。79年、漫談家・滝あきらに弟子入りする。
バラエティ番組『オレたちひょうきん族』で、“何人トリオ”として出演し、「ドゥーン」などのギャグで注目を浴びる。他に、NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』や、映画『カラスの親指』などに出演。
マクドナルドが日本に1号店をオープンして、今年で50年。時代の変化とともに、私たちマクドナルドも大きく変わりました。
でも、おいしいメニューはもちろん、マクドナルドでの体験を通して、お客様にたくさんのスマイルをお届けしたいという気持ちは変わりません。カウンターで何を食べようか考えている顔も、大きな口でバーガーにかぶりつく顔も、誰かにポテトをシェアしている顔も、気づけばスマイル。そんなみんなのスマイルが、クルーや私たちをスマイルにしてくれます。
時代が変わっても、世界が変わっても、私たちが作るのは、いつだってスマイルです。
笑顔は、世界をぱっと明るくしてくれるから、これからもずっともっと、私たちは新しいそしてBigなスマイルを皆さんと一緒に作り出していきたいと思っています。
2021年1月から、50周年を記念した特設ウェブサイトを公開しています。オープン時にはコンテンツ第一弾として「社史」を公開しました。年表「MEMORIES」にはマクドナルドクイズが隠れていたりと、FUNあふれるコンテンツとなっています。また、マクドナルドの歴史をゲーム感覚でドライブしながら楽しめる「ROAD TRIP」では、1971年から2021年まで各時代のゲームのような世界感だけでなく、実際のマクドナルドの店舗も再現されているなど、その時代の景色もお楽しみいただけます。次々出てくる建物や看板をタップやクリックすることで、日本マクドナルドの歴史の詳細を知ることができます。その他にもマクドナルドのこれまでの軌跡を「Mから生まれた50のハッピー」として紹介するコンテンツや、日本の社会とマクドナルドの歴史を照らし合わせた読み物コンテンツ、定番メニューのトリビアなども盛りだくさんです。また、50周年にあたる7月20日(火)にはコンテンツ第三弾として、全国のマクドナルドの様々ないちばんのお店をご紹介する「いちばん店をたずねて」、「日本での驚きの期間限定商品」誕生秘話を追加公開します。今後も他のコンテンツ含め順次アップデートを予定しておりますので、ぜひ、ご期待ください。