2021.12.13
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)は、子供たちの自由な発想や思考力を育むサポートをするマクドナルドのプロジェクト「みんなで!どう解く?」において、マクドナルド史上初の子供たちと一緒に作ったほんのハッピーセット「みんなで!どう解く?」を、2021年12月17日(金)から全国の店舗で販売開始します。
2021年1月に、株式会社ポプラ社が発行する「答えのない道徳の問題 どう解く?」や伊沢拓司さん率いる東大発の知識集団QuizKnockのメンバーとともに、「みんなで!どう解く?」プロジェクトを開始。全国の子供たちが参加したオンラインワークショップやSNS上で様々な「答えのない道徳の問題」や、問いへの解答を子供たちと一緒に生み出してきました。
また、小学校の先生方の「間違いを恐れずに、意見を発表する機会を作ってあげたい」、「色々な考えや価値観があるということを伝えたい」といった思いに寄り添い、教育関係者と連携してオリジナル教材を開発し、無償で公開。10月の公開以降、既に全国200校以上※1の学校でご活用いただいており、子供たちの学びを支える教育現場でも広がりを見せています。※1:2021年12月13日時点
そして、この度販売するほんのハッピーセット「みんなで!どう解く?」は、これまで1年間行ってきた取り組みの集大成となるもので、子供たちがQuizknockと一緒に作った「答えのない道徳の問題」が多数掲載されており、子供たちに身近なテーマを入り口とすることで、親子の深いコミュニケーションの機会を創出しながら、お子様の多様性の理解や思考力の成長をサポートする絵本となっています。実際に絵本作りに携わった子供たちからは、「学校の道徳の授業でいつもは手を挙げるのがちょっとイヤだなって思っていたけど、“どう解く?“を思い出して、手を挙げて発表することができた」という声や、保護者の方々からは「こんなにちゃんと意見を言えるんだということにびっくりした」「慎重に言葉を選びすぎて自分の考えを表現できなかったり、気を遣いすぎて自分の意見を飲み込んでしまうことがあったが、自分の意見も含めて“人それぞれいろんな意見がある”“意見があること自体がすばらしい”と思えるようになったようで良かった」という声も寄せられています。また、オリジナル教材を活用した授業に参加した子供たちを対象としたアンケート※2では、授業満足度が98%、同じく98%が「普段の道徳の授業と比べて楽しかった」という結果となっています。※2:「答えのない道徳の問題 みんなで!どう解く?オリジナル教材」授業後アンケートより(小学校3~6年生対象、N=61)
新型コロナウイルスの影響で行動範囲が限定されるようになり、子供たちの対話の機会も減少傾向にあるとプロジェクトの進行過程で幾度か伺う機会がありました。そのような中マクドナルドは、「みんなで!どう解く?」を通して家族の会話の中で物事を深く考えるきっかけを生み出し、親子の深いコミュニケーションの機会を創出し、子供たちの成長や発達をサポートしたいと考えております。
マクドナルドは変化する社会やお客様のニーズに柔軟に対応し、進化を続けます。そして、「みんなで!どう解く?」プロジェクトをはじめ、様々な取り組みにおいて、遊びや体験を通した子供たちの学びや発達につながる”きっかけ”や、保護者の方にもお子様の成長に触れる喜びを感じられる機会を提供してまいります。
2021年2月に実施した「みんなで!どう解く?」オンラインワークショップで、子供たちがQuizknockメンバーと一緒に作った「答えのない道徳の問題」をもとに「みんなで!どう解く?」を体験できるほんのハッピーセットを12月17日(金)より全国の店舗で販売します。
オンラインワークショップを通して子供たちから生まれた「友だちとはあまりケンカしないのに、どうして兄弟や姉妹だとすぐにケンカしちゃうんだろう?」「友だちがたくさんいるのと、親友がひとりいるのはどっちが大切なんだろう?」といった、答えのない道徳の問題について、親子で深いコミュニケーションをとりながら考えることで、子供の成長や発達をサポートする絵本となっています。
※およそ2ヶ月で次のシリーズへと切り替わっていく予定です。数量に限りがございますので、なくなり次第終了となります。
このプロジェクトでは、オンラインワークショップや、マクドナルド公式Twitter・公式ウェブサイトを通して身の回りにある「答えのない道徳の問題」に対する解答を募集するなど、子供たちの自由な発想や思考力を育むサポートをしています。
これからの時代を生き抜く力を育むことを目的に、いのち、正義など、身の回りにある答えが見つからない問題を、絵と文字を組み合わせて子供たちにも分かりやすく問いかけ、対話を通して子供たちの思考力を育てることが出来る本です。いろいろな意見を集めた「考えるためのヒント」と合わせて読むことで、子供たちとより率直に対話できるよう工夫されています。書き込み式のワークシートがついていて対話の記録を残すことができます。