2021.12.23
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)は、重い病気と闘う子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス(以下、DMH)」支援を目的とする「マックハッピーデー」を中心としたチャリティキャンペーンを全国のマクドナルド店舗にて実施いたしました。今年で5回目の実施となる「マックハッピーデー」チャリティキャンペーン期間中に、お客様からお寄せいただいた募金とマクドナルドからの寄付などを合わせた総額が73,777,082円となりましたことをご報告いたします。
「マックハッピーデー」は、全国のマクドナルドでハッピーセット®のご購入1つにつき50円を、マクドナルド※2がハウスを運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下、DMHC)に寄付させていただくチャリティ活動で、今年は11月21日(日)に実施しました。さらに、通常配信しているハッピーセットの募金付きクーポン410円(400円+募金10円)※3に加え、当日14時からは、マックフライポテト®Lサイズの募金付きクーポン200円(190円+募金10円)※4もマクドナルド公式アプリで配信いたしました。また同日には、DMH支援を目的とした「チャリティラン&ウォーク」(チャリティリレーラン実行委員会主催)も開催され、日本各地で笑顔の輪を広げる日となりました。
皆さまからお寄せいただいた募金はすべてDMHCへお届けさせていただきます。皆さまからの温かいご支援・ご協力に、心から感謝を申し上げます。
マクドナルドが社会貢献において一番大事にしていること。それは、未来を担うすべての子供たちが笑顔になること。その一環として“病気と闘う子供たちの笑顔”を支援しています。マクドナルドではこれからも、より豊かなお食事の時間を過ごしていただける商品のご提供と共に、このような活動を通して社会に貢献する取り組みを進めてまいります。
自宅から遠く離れた病院に入院する子供に付き添う家族のための滞在施設
重い病気や難病に苦しむ子供たちが専門的な最善の医療を受けるためには、自宅から遠く離れた病院に入院するケースも多くあります。子供の入院には家族の付き添いが必須になるため、家族を地元に残して病院に通う生活を続けなければならない親御さんは、心身ともに疲弊してしまいます。家族の経済的、精神的負担を少しでも軽減し、入院している子供に笑顔で付き添えるように、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は病院のすぐそばに建てられており、1人1日1,000円という安価で利用できます。建設から運営まで、ハウスは100%寄付や募金、地域ボランティアの力に支えられており、「公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」が運営しています。
<家族の経済的負担>
治療費や地元に残した家族の生活費に加え、病院に通う交通費や生活費など、入院期間が長期になるほど負担が大きくなります。
<家族の精神的負担>
病院内の簡易ベッドや椅子で仮眠をとることで睡眠が十分に取れない日々が続きます。また、調理が難しい環境におかれるため、インスタント食品に頼るなど食生活にも影響が出ます。このような状況が続くことで、心の余裕も失われてしまうのが現実です。
1974年アメリカのアメフト選手の切なる願いで誕生、45の国と地域に381ヵ所開設
子供が入院した際の経験から、アメリカンフットボール選手が病院の近くに家族が少しでも安らげる滞在施設を求める活動をはじめました。これに病院医師や近隣のマクドナルドフランチャイズのオーナーが協力し、1974年にフィラデルフィアでハウスは誕生しました。日本では、2001年に第1号ハウスが誕生、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンが運営しています。日本マクドナルドは、1号ハウスの開設のみならず、財団の設立から深く関わり、継続してハウスをサポートしております。
入院生活を続ける子供たちにとって、家族と離れて治療を続けることは精神的な不安が大きく、その不安が治癒を遅らせるともいいます。ハウスは、そうした子供の不安と、付き添い家族の精神的・経済的負担を支えるため、病院のすぐそばにある「第二のわが家」として、全世界に381ヵ所、日本には11ヵ所開設されています。しかし、現在重い病気と闘っている子供たちは国内に約14万人いるといわれており、まだまだ不足しているのが現状です。
*ハウス数は2021年11月時点のものです。