譲れないこだわり新しく見つけた笑顔を届ける方法笑顔を見ると自然と自分も笑顔になれる。だから、林さんは幼い頃から人を笑顔にするのが大好きだった。アルバイト先を探す時も「たくさんの人に笑顔を届けたい」という想いがあった。そのため、誰もがお客様に笑顔になっていただくことを目指すマクドナルドでクルーになりたいと思った。まずは一人前のクルーになることがお客様に笑顔を届ける第一歩。一生懸命に取り組む中で業務を覚え、高いホスピタリティを提供できるクルーへと着実に成長していった。また、共に働く仲間を笑顔にできれば佐古大橋店がさらに笑顔の溢れる場所になるはずと、さまざまな考えや想いの一つひとつに寄り添い、信頼関係を築いていった。みんなを笑顔にすることは簡単ではない。特に、デリバリーで商品をお届けする際には、玄関先での一瞬しかそのチャンスがないからだ。「少しでも『マックデリバリー®で注文して良かった』と思っていただけるように、周辺環境や扉の開け方、お客様の表情から求めているおもてなしを推測し、声のトーンやお声かけ内容を変えています」。そう語る林さん。笑顔は彼女にとって絶対に譲れない〝こだわり〟なのだ。 いつでもみんなを笑顔にすることに一直線な林さんだからこそ、戸惑う出来事があった。それは、店長たちの勧めで挑戦したトレーナーへのタイトルアップだ。相手に合わせることは得意だが、相手をリードして教えた経験はほとんどない。正しい知識を伝えられるのか。クルーは自分についてきてくれるのか。何よりトレーニングとみんなを笑顔にすることは対極のように思え、期待に応えたい反面、自分には向いていないと感じていた。ファミリーFamily 6笑顔を届ける方法はたくさんあるだから、これからも“笑顔のために”を追求したい
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