People人を知る
フィールドとオフィス、両方の視点から、
フィールドとオフィス、
両方の視点から、お客様の心に響く
ストーリーを紡ぎたい。
お客様の心に響くストーリーを紡ぎたい。
マーケティング本部
ナショナルマーケティング部
統括マネージャー
※2022年2月時点
西澤 隆
Profile
店舗を最優先に考え、努力した成果を必ず評価してくれる点に惹かれ、2002年に入社。2007年に店長に昇進し、都内の広域繁華街の店舗を担当。その後オペレーションコンサルタント(OC)、ビジネスコンサルタント(BC)を務めたのち、公募制度を利用して2016年にマーケティング本部へ異動し、現在に至る。
マーケティング本部
ナショナルマーケティング部
統括マネージャー
※2022年2月時点
西澤 隆
Profile
店舗を最優先に考え、努力した成果を必ず評価してくれる点に惹かれ、2002年に入社。2007年に店長に昇進し、都内の広域繁華街の店舗を担当。その後オペレーションコンサルタント(OC)、ビジネスコンサルタント(BC)を務めたのち、公募制度を利用して2016年にマーケティング本部へ異動し、現在に至る。
現在の仕事内容
お客様とマクドナルドの共感を生む。
それがプロモーションの要です。
期間限定メニューなどのキャンペーンコンセプトを立案しています。より市場にフィットしたコンセプトとするため、戦略インサイト本部やパートナー企業と協力し、市場調査やグループインタビュー、アンケートを元にプロモーションの方向性を固めています。一つのプロジェクトにおいて手がけるプロモーションの手法は数多く、代表的なもので言えば広告やPRイベント、テレビCM、キャンペーンなどが挙げられます。期間限定メニューとレギュラーメニューを合わせ、常に複数のプロジェクトが同時並行で動いており、チームメンバーがプロジェクトを円滑に進められるよう、あらゆる面からサポートすることが私の役割です。
プロモーションで大切なことは、お客様とマクドナルドをつなぐストーリーをつくることです。例えば、2021年秋の「月見」シリーズを例に挙げると、大切な人となかなか会えない日々の中でも、同じ月を眺めることで、心のつながりを感じて欲しい、というストーリーをまず考えました。そのストーリーに沿って月見を想起させる商品をメニューマネジメント部と企画し、CMでは離れた土地で暮らす親子の姿を描きました。お客様の嗜好や世情に寄り添ったストーリーを紡ぐことでお客様に共感いただき、マクドナルドに足を運んでいただきたいと考えたのです。
この“共感”を生むためのストーリーづくりには、日々頭を悩ませています。特に、「サムライマック」のレギュラーメニュー化プロジェクトは、私にとって大きな挑戦でした。
キャリアの中で、課題をどのように乗り越えたのか
キャリアの中で、
課題をどのように乗り越えたのか
お客様と店舗の双方に寄り添って、
ストーリーを描きました。
「サムライマック」は“大人の男性”をメインターゲットに据え、レギュラーメニュー化を目指して企画した商品です。しかし、レギュラーメニューの変更は簡単なことではありません。店舗のオペレーションや必要な原材料や資材の発注数も変わりますし、何より商品自体がお客様に長く愛されるものでないといけないからです。
商品コンセプト立案のため、まずはお客様のインサイトを詳細に分析することから始めました。さらに市場調査の結果から、販売予測の分析や、ターゲット層と商品コンセプトが一致しているかなどを検討しました。また、全国で販売したときに最適な状態で発売できるように、テスト販売を行いました。テスト販売をしたエリアには実際に足を運び、オーナーオペレーターや店舗で働くおもてなしリーダーとのヒアリングを実施。私自身の店長経験も活かしてお客様と店舗の両方の視点でストーリーを練り上げ、期間限定発売の結果も参照しながら何度も議論を重ね、ようやくレギュラーメニューの仲間入りを果たしました。
販売開始後に店舗を訪問すると、スーツを着たある男性に目が止まりました。おそらく自分と同じ年代で、まさに「サムライマック」のメインターゲットとなる方です。どんな反応をされるかこっそり見ていたところ、バーガーの包みを開けて断面をじっと眺め、大きな口を開けてかぶりつき、「うん、うん」と大きくうなずいて、噛み締めるように食べていたんです。おいしそうに頬張るその横顔を見ているうちに、最もこの商品をお届けしたいお客様に共感いただけたという手応えと喜びで、いつの間にか涙が込み上げてきましたね。
さらに、店舗からは「オペレーションの負荷が減り、売り上げも伸ばすことができた」との声をいただきました。お客様と店舗の視点に立ったプロモーションで、双方に笑顔を生むことできたのです。
今後の目標
多様な視点を持つリーダーとして、
経験を還元したい。
入社以来、フィールドとオフィスの両方の部署を経験したことで視野が広がったと感じています。これからも多様な視点からお客様の心に響くストーリーを描き、多くの方から愛されるブランドへ貢献していきたいですね。そしてゆくゆくはフィールドへ戻り、お客様の近くでもう一度働きたいと考えています。店舗での経験がオフィスで活きたように、オフィスで積んだ経験やノウハウの中にはフィールドで活かせることもたくさんあると思っています。
また、何名かのチームメンバーを統括する立場になったことで、あらためて人材育成の大切さに気付かされました。マクドナルドはハンバーガー大学や部署でのトレーニングなど常に成長し続けられる環境が整っていて、チャレンジングな仕事もたくさんあります。しかし、私一人が成長を積み重ねても、チームメンバーの成長がなければ組織には何も残りません。一人ひとりが自分なりのキャリアを実現できるよう、チームメンバーを育成していきたいと思います。
What I like
子どもたちと遊ぶ時間を
大切にしています
休日は、2人の娘と近くの公園で遊びます。2人とも体を動かすことが好きなようで、昨年の秋には登山にチャレンジ。また、マクドナルドが行う、ドナルド・マクドナルド・ハウス支援のためのイベント「チャリティラン&ウォーク」にも家族で参加しました。これからも成長が楽しみです!