マイペースな性格の私は、入社後店舗に配属された際、あらゆる点においてスピーディーに物事を進めるマクドナルドの姿勢に圧倒されました。無駄のないオペレーションはもちろん、臨機応変に対応するクルーたちの迷いのない動きに、感動すら覚えました。
スピーディーな対応は、デリバリー推進室の仕事にも共通しています。当たり前のことですが、事故が起こってからでは遅いですから。リスクになり得ることがあれば、周知徹底などのソフト面とルールづくりやシステムの構築といったハード面の両輪で、すばやくかつ確実に取り除いていく必要があります。しかし、私が間違った情報を発信してしまったら店舗に迷惑をかけてしまいます。これまで経験したどの部署・どの仕事よりも多くの方へ施策がダイレクトに伝わっていくため、責任の重みに尻込みしてしまいました。
店舗の皆さんに迷惑をかけたくない、ブランドを傷つけたくないといった思いから、何をするにもどうしても慎重になってしまう。どうしたら自信を持って発信ができるのだろう。自問自答を繰り返す中で、“自分がやるべきこと”と“会社が期待していること”の2軸で仕事を整理してみることにしました。
スピーディーな情報発信は“自分がやるべきこと”であり、苦手としていること。しかし、お客様とクルーの笑顔を守るためには必要なこと。図式化してみると、苦手なことと会社の期待が重なる部分に関して、決断することこそ自分を成長させる可能性があると気付きました。
ブランドを傷つけたくないという思いで動いていた私。しかし、自分の弱みを克服して施策をスピーディーに広めることができれば事故を減らすことにつながり、結果としてブランドそのものを輝かせることにつながる。これに気付いてからは、仕事に対するマインドが大きく変わりました。自分の殻を1つ破れたような気がします。