People人を知る


ビジネスも、私自身も。


成長の鍵は対話にありました。

西日本地区本部
フィールドサービス部
ビジネスコンサルタント(BC) ※2024年2月時点

赤井 麻友

Profile

人見知りな自分を変えたいと、大学1年時にマクドナルドでのアルバイトをスタート。レーザー工学の研究者としての道とマクドナルドへの就職で悩み、大学院を1年間休学してアルバイトに専念。オープンなコミュニケーションと「Up to You あなた次第で、どこまでも成長できる」カルチャーに改めて共感し、2007年に入社。3店舗で店長を務めたのち、OC、ハンバーガー大学の講師を経て2021年より現職。

西日本地区本部
フィールドサービス部
ビジネスコンサルタント(BC) ※2024年2月時点

赤井 麻友

Profile

人見知りな自分を変えたいと、大学1年時にマクドナルドでのアルバイトをスタート。レーザー工学の研究者としての道とマクドナルドへの就職で悩み、大学院を1年間休学してアルバイトに専念。オープンなコミュニケーションと「Up to You あなた次第で、どこまでも成長できる」カルチャーに改めて共感し、2007年に入社。3店舗で店長を務めたのち、OC、ハンバーガー大学の講師を経て2021年より現職。

現在の仕事内容


オーナーとマクドナルド、
双方のビジョンをつなげ、
ビジネスを成長させるサポートをします。

フランチャイズ法人※1とマクドナルド、両社がともに成長できるようにサポートする。それが私たちBC(ビジネスコンサルタント)の役割です。

具体的には、フランチャイズ法人のオーナーオペレーター(以下オーナー)が各地域において継続的なビジネス成長を遂げるためのパートナーとして、マクドナルドが掲げるビジネス戦略の共有や、売上拡大のためのさまざまなコンサルティングを行っています。出店計画や設備投資、採用、人材育成計画など、ご提案は多岐にわたります。

コンサルティングにおいて、一番大切なこと。私は、対話だと思っています。現在5つのフランチャイズ法人を担当しているのですが、オーナーが描くビジョンは一人ひとり異なります。自分の思いを一方的に押し付けるのではなく、まずはオーナーの思いやバックグラウンドに耳を傾けます。そして、各社のビジョンに共感して初めて、どのような施策が効果的か対話の中で導き出せるのです。ただ、“思い”というのはなかなか言語化しづらいもの。相手と共通理解を持てているか、常に意識しながら向き合うようにしています。

今でこそ、オーナーや各店舗のスタッフと積極的に対話し、それを楽しんでいる私ですが、実は子供の頃から人見知りな性格。1人で過ごすことが好きで、レーザー工学を研究していた大学院でも真っ暗な実験室に丸一日こもるなんてことは一度や二度ではありませんでした。目の前の研究対象物はじっくり観察できるのに、対象が人となると途端に緊張してしまうのです。

そんな私が対話の楽しさと重要性に気付けたのは、店長として3店舗目のお店で出会った2人のロールモデルのおかげでした。

※1:フランチャイズ法人
マクドナルドから営業権を与えられて、対価としてロイヤリティを支払う契約を結んだ企業のこと。日本のマクドナルド全店舗の
約7割がフランチャイズ法人によって経営されている。

キャリアの中で、課題をどのように乗り越えたのか

キャリアの中で、

課題をどのように乗り越えたのか


私の弱点を、正直に指摘してくれた。
2人のロールモデルとの出会いが、
自分を、お店を変えました。

産休・育休を経て配属されたお店は、兵庫県の中でも有数の観光地の近くにある、24時間営業の店舗。地元の方はもちろん、旅の途中に足を運んでくださるお客様が多く、非常に忙しい店舗でした。ですが、子育てと両立するために時短勤務をしていたため、深夜帯はどうしても目が届きづらく、その時間帯をお任せできる人財も不足していました。近くの店舗にサポートをお願いするたびに心苦しくなりましたし、うまくお店を運営できていないことへの罪悪感を感じていました。

そんな状況で支えになってくれたのが、当時のOC※2とスウィングマネージャー※3の存在でした。

OCは問いかけを通じて本質的な課題を一緒に見つけ出してくれました。「深夜の時間帯もつつがなくお店を運営するために、店長としてどう行動したら良いだろう」「お客様の笑顔のために、どのようにお店をリードするべきか」といった不安に対し、「優先順位をつけるとしたらどれからだろう?」など、対話する時間を設けてくれたんです。自分の悩みを自分の言葉で吐き出すうちに、解決策へ向けた行動に覚悟が生まれていました。

また、理系大学院で過ごし、データ分析には自信を持っていた私。少しでもスタッフのモチベーションになればという思いから、お客様の行動などを分析し、データを店舗スタッフたちに積極的に共有していました。しかしある日、スウィングマネージャーが神妙な面持ちで「店長が何を伝えたいと思っているのかわかりません」と一言。このストレートな言葉は胸に刺さりました。

共有したら喜ばれると思っていた分析データ。しかし私は数字が持つ意味まで十分に説明できていませんでした。自分の言葉や思いは全て相手に伝わっていると思い込んでいたんです。結果的に数字だけが一人歩きして、逆にスタッフモチベーションを下げてしまっていました。

私は店舗スタッフたちへ、店長として深夜帯をお任せできるマネージャーを育てたいこと、そのために何から変えていかなければならないかを自分なりにまとめた分析データを元に丁寧に説明し、対話を重ねました。家族にも協力してもらい、週に一度は遅めの時間帯のシフトに入ってスタッフの成長を把握したり、できるだけ1対1で話す時間を設け、一人ひとりの課題に寄り添ったりと、行動を変えていきました。こうしたコミュニケーションを積み重ねた結果、スタッフたちに自覚と積極性が芽生え、次々とタイトルアップ。店長に就任して半年ほど経った頃には、他店からサポートいただかなくても店舗を運営できるようになっていました。

相手が本質的な課題に気付くためのヒントを正しい伝え方で提供し、一人ひとりがリーダーシップを発揮しながら一体感を持って課題を解決する。それこそマクドナルドが求めるコミュニケーションなのだと、2人のおかげで理解することができました。このお店での経験が私に自信をつけてくれ、OCやBCといったその先のキャリアを考えるきっかけにもなりました。私にとって2人はコミュニケーションのロールモデルです。

※2:コンサルタント(OC)
担当するエリアのビジネス成長に責任を持ち、店舗のコンサルティングを行う。

※3:スウィングマネージャー
現在のシフトマネージャー(時間帯責任者)。

社員 社員

今後の目標


一つでも多くのスマイルを生み出し、
そして連鎖させていきたい。

店舗を訪問した際、私が必ず見るポイントがあります。それは、人の表情です。

例えば、笑顔で帰られるお客様が多いということは、お客様に喜んでいただけるお店づくりができているということ。スタッフの目に迷いがないということは、しっかりとトレーニングが積めているということ。店舗を訪問した際には人の表情の要因を自分なりに分析し、良いアクションをとったスタッフたちへ「今の声掛けは良かったね」「お店のクリンネスが守られていていい気持ちになるね」とレコグニションを送るようにしています。

レコグニションを贈られたクルーも、クルーの成長を見守る店長も、そしてオーナーも、みんなが心温まり、スマイルが溢れるお店へとつながっていく。こうしてスマイルが連鎖していくマクドナルドは、私にとってのよろこびが詰まった場所です。オーナーをサポートし、多くの店舗をバックアップするBCの立場から、この連鎖を最大化させていきたいと考えています。

また、兵庫県には「ドナルド・マクドナルド・ハウス 神戸」※4があり、ハウスへの支援の輪を広げる活動に前向きに取り組まれているオーナーがたくさんいらっしゃいます。お食事の提供だけでなく、イベントへの協賛や地域の清掃活動、募金活動など、さまざまなシーンで地域の皆様と深くつながることで、「また行きたい」と思われるお店になれるはずです。各フランチャイズ法人らしい活動を実現していくためにも、対話を大切に、これからもオーナーと二人三脚で歩んでいきます。

※4:ドナルド・マクドナルド・ハウス
病気と向き合う子供とその家族が「わが家のようにくつろげる第二の家」として滞在する施設。

社員 社員

What I like

子供と水族館で海の生き物を観察

買い物や公園、ピクニック、ときには家でゲームなど、子供の興味の赴くままに一緒に童心に帰って楽しんでいます。中でも水族館が一番好きで、魚やアザラシなど海の生き物たちを見て楽しんだり、水の揺らぎに癒されたりしています。最近は子供が生物の知識をメキメキとつけ、生息地や生体など解説してもらっています。

What I like What I like