People人を知る


一歩一歩成長するよろこびを、


分かち合える存在でいたい。

ハンバーガー大学
マネージャー ※2024年2月時点

佐藤 三恵子

Profile

人材育成やブランドへの興味から高校卒業後にアルバイトをスタート。2年後に入社し、2店舗で店長を務めた後、社内公募制度でハンバーガー大学の講師に。その後オペレーションコンサルタント(OC)や人材開発室、ビジネスコンサルタント(BC)と、オフィスとフィールドの両視点を育んだのち、2022年から再びハンバーガー大学のファシリテーターを務める。

ハンバーガー大学
マネージャー ※2024年2月時点

佐藤 三恵子

Profile

人材育成やブランドへの興味から高校卒業後にアルバイトをスタート。2年後に入社し、2店舗で店長を務めた後、社内公募制度でハンバーガー大学の講師に。その後オペレーションコンサルタント(OC)や人材開発室、ビジネスコンサルタント(BC)と、オフィスとフィールドの両視点を育んだのち、2022年から再びハンバーガー大学のファシリテーターを務める。

現在の仕事内容


マクドナルドで働くすべての人に
気付きと成長のきっかけを提供しています。

リーダーシップやチームビルディング、マネジメントなどを学ぶマクドナルド流の学び舎「ハンバーガー大学」のファシリテーター※1として、一人ひとりの成長を後押ししています。

「ピープルビジネス」を掲げるマクドナルドには、世界9カ国にハンバーガー大学が存在します。ハンバーガーの作り方を学ぶのではありません。クルーから社員に至るまで、それぞれの役割において必要となるリーダーシップや店舗運営に必要なマネジメントなど、生涯にわたって活用できるスキルを学ぶカリキュラムの開発と展開をしています。

1つのクラスにつき3日間という時間をかけ、参加型、体験型のアクティビティや参加者同士のディスカッションを実施します。私たちはクラス※2終了後にその日のファシリテーションについてチームメンバーとフィードバックを送り合ったり、カリキュラム自体も原文と日本語版を照らし合わせてニュアンスの異なる部分がないかチェックしたりと、クラスを実りあるものとするために日々磨きをかけています。「いろんな方とコミュニケーションをとったことで自分自身を振り返ることができ、新たな気づきになった」、「これまで以上にお店で活躍します!」といった前向きな感想をいただけたときは、思わず笑顔がこぼれます。

ファシリテーターという役割ではあるのですが、私は“教えている”つもりはありません。クラスの主役は研修を受ける一人ひとりであり、私の役割はみなさんに気付きのきっかけを提供し、成長の意欲を引き出すこと。だから“一緒に考える”心持ちで積極的に問いかけをし、それぞれが自分の課題と向き合っていただけるよう寄り添っています。

自分の課題と向き合うことは時に苦しいことかもしれません。でも、目標を達成したり、なりたい姿へステップアップする過程においては何より大切なことです。そう自信を持って言い切れるのは、課題と向き合うことで大きく成長できた実体験があるからです。

※1:ファシリテーター
グループディスカッションや研修の進行を支援する人。参加者が自ら考え、意見を出し合い、結論を導き出すことを促す役割を担う

※2:クラス
参加型、体験型のアクティビティや参加者同士のディスカッションを通じて学ぶ研修

キャリアの中で、課題をどのように乗り越えたのか

キャリアの中で、

課題をどのように乗り越えたのか


お客様の声が、お店を、
私を変えるきっかけになりました。

店長として2店舗目、東京都内の大型店舗を任されました。足を運んでくださるお客様の数も、店舗で働くスタッフの数も段違い。さまざまなバックグラウンドを持つスタッフたちと意思疎通を図り、変わらぬクオリティでお客様をお迎えすることは簡単ではありませんでした。商品の不足や入れ違いといった不手際を、お客様から直接ご指摘いただく日々。昔から負けず嫌いな性格の私も、この時期はとても落ち込みました。店長としても未熟で、どのように解決に向かえば良いのか分からず行き詰まってしまいました。

謝罪に伺った一人ひとりのお客様とたくさん会話していると、あることに気付きました。お客様から見た店舗像と私から見た店舗像に大きな差があったのです。例えば、店長として及第点だと思っていたクルーの対応も、お客様からしたら「まだまだ満足でない」と。

店長としてどのようにリーダーシップを発揮し、差を埋めていくか。私なりの答えは、自分だけでなく店舗スタッフ全員の力で解決策を考えることでした。ご指摘内容をスタッフ全員に共有し、ミスをした本人だけでなく、キッチンやカウンターなどさまざまな視点から改善策を出してもらうために話し合う場を設けたのです。

ご指摘とともに、お客様の思いも伝えました。どのくらいこのお店を利用してくださっているのか、なぜ足を運んでくださったのか――。お客様に愛されているお店・ブランドをさらに輝かせなければとみんなの心に火がつき、私の想像を超えた角度から改善アクションが次々生まれました。ミスをしたスタッフ以外も一緒に改善策を考えたことで自分ごととして捉えてくれるようになり、商品の入れ違いがないよう自然と声を掛け合うようになるなど、チームワークもぐっと高まっていったんです。働くスタッフの表情は今まで以上に明るくなり、数カ月後にはお客様からのご指摘は激減。お褒めの言葉をたくさんいただくまでにお店は変わっていきました。

この経験は私自身に大きな自信を与えてくれました。ハンバーガー大学のファシリテーターとして課題や自己成長と向き合うことを促す立場となった今も、この経験を思い出します。課題と向き合うことで、誰もが目標とする自分に近づける、きっと変われる。そんな確信めいた思いを持って、今日もカリキュラムとクラス参加者に向き合っています。

社員 社員

今後の目標


1人でも多くの
“若葉”の成長を見守りたい。

若葉である限り、あなたは成長のさなかにある。成熟したとたんに後退がはじまっていく――。これは、マクドナルドの創業者、レイ・A・クロックが残した言葉。人は自分がまだ未熟だと自覚しているうちは、いくつになっても成長し続けることができるという意味です。

この言葉の通り、高みを目指す気持ちさえあれば何歳になっても、そして何度でもステップアップしていける環境がマクドナルドにはあります。すべてのピープルの成長を後押しするハンバーガー大学のファシリテーターとして、誰よりもカリキュラムに精通し、現状に満足せず、これからもより良いクラスを追求し続けます。

また、コロナ禍でのオンラインクラスを経て、2023年からは対面でのクラスが再開されました。最近は社外の方への研修を請け負うことも増えています。クラスを通して、1人でも多くの方の人生をポジティブなものにしていけたらうれしいです。

社員 社員

What I like

大自然の中、ゴルフに熱中

これまでさまざまなスポーツを経験してきましたが、こんなにも重い通りにならないスポーツは初めてです。ゴルフはメンタルのスポーツとも言われていますが、心技体すべてのコンディションを整えなければ良いスコアは出ません。そんな難しさがあるからこそ、満足のいくショットが打てた時は爽快です。ラウンド中、ゆったりと会話を楽しめるところも魅力ですね。

What I like What I like