新たな価値を生み出すきっかけに
東大阪市の野田義和市長は、「今回は2者の協定ですが、市も関わっていくので結果としては三本の矢。DMHC、ライナーズ、市の力を寄せ合い、花園から病気と闘う子供たちへパワーを送りたい」と話す。
「チャリティやボランティアの広がりには、その目的や理念に賛同する多くの人の協力がなければできず、行政だけで行うには限界があります。今回のように理念に賛同した団体同士が連携するきっかけを作ることができてうれしく思います」
ラグビーチーム「花園近鉄ライナーズ」とDMHCがパートナーシップ協定を締結
マクドナルドが支援している、重い病気と闘う子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援の輪がまた広がりました。マクドナルドは共に助け合う社会とチャリティ文化の醸成を目指して、ハウスとその運営を担う公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(ドナルド・マクドナルド・ハウス財団。以下、DMHC)の支援に取り組んでいます。
2022年1月22日、DMHCと、東大阪市・花園ラグビー場に拠点を置くラグビーチーム「花園近鉄ライナーズ」がパートナーシップ協定を締結しました。今回の協定のきっかけとなったのは、2021年11月に締結された東大阪市とDMHCのパートナーシップ協定です。野田義和市長の「ラグビーとモノづくりのまち、東大阪市で、幸せな社会を作ろう」との呼びかけで、花園近鉄ライナーズとDMHCの両者が連携してスポーツや文化、ボランティアを通じた地域交流やまちづくりに取り組む今回の協定の締結が実現しました。
締結式は、ホーム初戦の試合開催日に実施され、ハウスを支援する募金活動も行いました。花園近鉄ライナーズ・DMHCと共に地域のマクドナルドのクルーも募金活動に協力しました。
東大阪市の野田義和市長は、「今回は2者の協定ですが、市も関わっていくので結果としては三本の矢。DMHC、ライナーズ、市の力を寄せ合い、花園から病気と闘う子供たちへパワーを送りたい」と話す。
「チャリティやボランティアの広がりには、その目的や理念に賛同する多くの人の協力がなければできず、行政だけで行うには限界があります。今回のように理念に賛同した団体同士が連携するきっかけを作ることができてうれしく思います」
試合前に募金ブースなどを見て回った野田市長は、「ワクワク感があって、いい雰囲気ですよね」と微笑む。「ハウスを利用するご家族が試合を観戦できれば、子供はもちろん楽しくて、うれしいでしょう。その笑顔を見たら家族もうれしくなりますよね。支える人も、募金をした人も喜びを感じると思います。行政と民間企業、スポーツチームが自然と協力し合うことで、子供たちの未来を皆で支えることができる。今回の協定は、そんな新しい価値を生み出すものだと思っています。ハウスを利用する全国の子供たちに、いつか花園へ来てもらいたいですね」
締結式で、花園近鉄ライナーズの飯泉景弘さんは語った。
「ラグビー選手は大きな体が特徴です。大きな選手には、強いパワーやエネルギーがある。この力で病気と闘う子供たちを元気づけたい。そんな気持ちでいっぱいです」「ラグビーは今シーズンから新しいリーグが始まりました。これを機に企業スポーツとしての側面だけではなく、より地域に密着し、社会に貢献できる存在を目指しています。DMHCさんと連携して、ハウスを利用するご家族に観戦や選手との交流を楽しんでいただき、少しでも日常を忘れてパワーを蓄えられるような楽しい時間を提供していきたいです」
ブースで募金活動を行った近鉄東花園駅前店クルーの西村沙世は「マクドナルドが子供たちのためにDMHC支援をしていることはもちろん知っていましたが、店舗外での募金活動に関わる機会はあまりありませんでした。想像よりずっと多くの方が積極的に募金してくれてうれしいです」と笑顔を見せる。「ラグビー場での募金活動で、ライナーズのファンの方たち、そして地域の皆さんたちの温かさを実感できました。皆さんと力を合わせて、病気と闘う子供とその家族の力になれるようにこれからも頑張りたいです」
来場者の中には、事前に花園近鉄ライナーズのSNSを見て募金ブースを訪れた人も。「テレビで闘病する子供たちの特集を見たこともあり、少しでもお役に立てればと思って募金しました。父が病気を患っていたので、子供たちと一緒に病気と闘っているご家族も応援したいと思いました」「募金はあまりしたことがありませんでしたが、いつもライナーズを応援しているのでエールを送ることは得意です。今回の募金を機に、ハウスも応援していきたいです」
※本サイトの画像は、一部マスクを着用していないものが含まれますが、新型コロナウイルス対策を実施の上、取材・撮影を行っています。