子供たちの「学びたい」に応える
福井大学教育学部附属義務教育学校では探求的な学びを醸成する「社会創生プロジェクト(社創)」を実施している。今回のSDGs授業実施のきっかけは、社創で「SDGs」をテーマに掲げる6年生の「学びたい」という気持ちがあったからだと濵野副校長は語る。
「『食品ロス』やSDGsの目標12にある『つくる責任 つかう責任』について勉強する中で、『何でも捨ててしまう世の中にしたくない』『生産や加工など、自分たちの元に届くまでの過程や想いを知らない』という声が児童からあがりました。学びを深める取り組みの一つとして、広くサステナビリティ活動を行っているマクドナルドさんに授業をしていただく運びとなったんです」。
授業後に濵野副校長は、「身近なマクドナルドの店舗の方が講師になったことで、子供たちは、自分たちと同じようにSDGsを真剣に考え、取り組む企業があると知り、環境保全活動対するさらなる意欲向上につながったと思います」と語った。