協定締結を契機に、県警との連携が加速
これまでも長野県内のマクドナルドは、子供が危険に遭遇した際や困ったことが起きた際に助けを求めることができる「こども110番の家」の加入など、長年にわたって地域の安全を守る活動に取り組んできた。2021年11月に長野県警察と「地域安全活動に関する協定」を締結したことをきっかけに、連携はさらに加速。メッセージカードを使った特殊詐欺被害防止活動や、長野県警察とのコラボ動画を店内で放映するなど、様々なアプローチを行っている。
長野県内で初めてオンライン「ハロードナルド!」交通安全教室を開催
マクドナルドは地域社会の一員として、日本各地でその地に根ざした社会貢献活動を展開しています。その一つが、安全で安心な活気ある街づくり。警察や教育機関と連携しながら、地域の安全を守る様々な活動を実施しています。
2022年4月、長野県において、長野県警察本部とドナルド・マクドナルドによる交通安全教室「ハロードナルド!」を初めてオンライン形式で開催しました。旗振り役を担ったのは、日本マクドナルドフランチャイジー クォリティフーズ(株)の長野エリアを統括している勝家部長。勝家部長が活動への思いを語ります。
これまでも長野県内のマクドナルドは、子供が危険に遭遇した際や困ったことが起きた際に助けを求めることができる「こども110番の家」の加入など、長年にわたって地域の安全を守る活動に取り組んできた。2021年11月に長野県警察と「地域安全活動に関する協定」を締結したことをきっかけに、連携はさらに加速。メッセージカードを使った特殊詐欺被害防止活動や、長野県警察とのコラボ動画を店内で放映するなど、様々なアプローチを行っている。
長野県警察との連携が強まる中で、勝家部長はコロナ禍でのマクドナルドならではの活動の可能性について考えるようになった。「例えば、子供たちの安全意識の啓蒙に、マクドナルドならではの価値を発揮できないか――」。そんな思いから動き出したのが、県内初となるハロードナルドのオンライン開催企画だ。長野県警察だけでなく、小学校や交通安全教育支援センターの指導員にも協力を仰ぎ、4月14日に長野市立湯谷小学校の3・4年生約130名の児童を対象に実施。Zoomでドナルドと交通安全指導員、各教室をつなぎ、安全な自転車の乗り方について伝えた。
子供たちはドナルドたちの話に熱心に耳を傾け、時には積極的に手を挙げて発言。その様子を見た先生方からは「交通安全の授業は毎年開催しているが、子供たちに親しみのあるドナルドが呼びかけたことで例年以上の啓発効果があったのではないか」といった声も聞かれた。
今回のようなオンライン開催は、今後は全国の教育機関での展開も期待されている。勝家営業部長は「コロナ禍で地域との交流の機会に様々な制約ができました。そんな中でも、オンライン開催という新しいアプローチを探ることができたのは大きな一歩です」と語る。
活動の根底には、地元に密着した店舗運営をしている企業としての責任がある。「子供たちの安全を守る活動を継続することで輪が広がり、多くの方に参加いただけるようになれば地域の一体感にも貢献できると考えています」。地域に愛され、深く結びつく存在を目指し、今後も活動の幅を広げていく。