STORY#035

悲願のオール・ジャパン・クルー・コンテスト
優勝で気付いた、前大会で足りなかったもの

ポテトパーソン 榎本健太「六本木ヒルズ店」

2022.11.15東京都

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。その2021年大会、ポテトパーソン部門のチャンピオンである榎本健太に取材。「オール・ジャパン・クルー・コンテスト」を通じて学んだことを聞きました。

榎本がマクドナルドで働き始めたきっかけは、小中高と一緒だった先輩からの誘いでした。先輩とは中学校のバスケ部時代に仲良くなり、その後同じ高校に進学するという話をしたときに誘われたのだとか。働く前からマクドナルドはチームワークを生かした部活のようなイメージがあり、楽しく働けそうだと思ったといいます。

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自身の名前が刻まれた、優勝の証とともに

得意分野を生かすことに集中

実は榎本のオール・ジャパン・クルー・コンテスト挑戦は3回目。3度目の正直にかけたのが今回だった。
2022年にはマネージャーになるために集中したいと決めていた榎本は2021年大会を最後のオール・ジャパン・クルー・コンテストにしようと決心していたという。「1回目、2回目も絶対に勝たなきゃいけないという思いが強かったのですが、なぜ負けてしまったのかを改めて考えてみました。そこで気付いたのは、質や早さなど全部を完璧にやろうとする分、欠けてしまっているものがあったということ。僕が得意な『クオリティ』と『クレンリネス』を重視し、その分減速してしまうのは仕方がないと、ある程度割り切って挑みました。とはいえ規定のタイムは厳守。その上でクオリティ、ポテトの最適量はミスしないよう心がけました」と榎本は話す。そうして、ラストチャンスに悲願のオール・ジャパン・クルー・コンテストチャンピオンを勝ち取った。

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勝ち進むにつれ「勝ちたい」だけではなくなったという

おいしいポテトはお客様のため

大会で勝ち進むにつれ、榎本の気持ちに変化があらわれたという。「チャンピオンとは、よりよい商品やサービスを提供できる人。それは勝つこと以前に、お客様を笑顔にしたいという想いがあるということに気付きました。僕もおいしいポテトを食べる方を想像することで、クオリティが一層上がっていったと思います」。

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優勝して改めて周囲の支えの大切さを実感

優勝を陰で支えた“師匠”の存在

榎本には、師匠と呼び慕う“戦友”がいる。「僕が初めて挑戦したオール・ジャパン・クルー・コンテストの優勝者です。最初は負けて悔しかったんですけど、それ以上に教えてほしいという気持ちが強くなり連絡先を交換する関係になりました。僕が今回優勝できたのは師匠の影響も大きいです。マクドナルドの楽しさなど熱い話ができる方で、憧れの存在ですね」。
マクドナルドでの更なるキャリアアップを目指す榎本。いつか自分がマネージャーになった際にクルーの気持ちを汲み取れるよう、クルーとして働く今の目線を大切にしている。優勝という結果だけではなく、そこに至るまでに学んだホスピタリティの在り方やチームワークの大切さなどが、今後の大きな力となるだろう。

登場した店舗
六本木ヒルズ店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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