STORY#045

応援ナイターを
DMH支援に触れるきっかけに

日本ハムと北海道のマクドナルドがコラボレーションした応援ナイターを実施

2023.2.8北海道

マクドナルドは、家から遠く離れた病院に入院している子供とご家族のための“第二のわが家”をコンセプトにした滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」(以下、DMH)を支援しています。
2022年9月に北海道の日本マクドナルドのフランチャイジーが中心となり、DMHさっぽろの支援活動として北海道日本ハムファイターズとコラボレーションした応援ナイターを実施。約20,000人が来場しました。
また会場にはDMH募金ブースが2つ設置されたほか、DMHのボランティアスタッフやマクドナルドスタッフが募金箱を持って球場内を巡回しつつ募金協力の呼びかけを実施。DMHを知っていただくきっかけとなったことはもちろん、多くの方にDMH募金へご参加いただきました。
そして始球式にはDMHさっぽろ利用者の髙橋 萌ちゃんが登場し、お母さんや観客に見守られながら、堂々の投球を見せました。

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DMHさっぽろの支援活動を中心となって行う
日本マクドナルドフランチャイジー
株式会社スコレー 片岡 和希オーナー

DMH支援を知り、共感し、ご協力いただくために

今回の応援ナイターはDMHさっぽろを支援する日本マクドナルドのフランチャイジー12社の協力で開催された。推進支援チームの中心として企画をリードしたのは、マクドナルドのフランチャイズ法人である(株)スコレーの片岡和希オーナーだ。日々の活動では、病気の子供やその家族にとってDMHがどんな存在か、そのストーリーを伝えることを意識している。「まだ北海道におけるDMHの認知度は高くありません。多くの方に活動を知っていただき支援に継続して参加いただくためには、『利用者の声』を届け、共感してもらうことが大切だと感じています。店舗での呼びかけやホームページでの発信、イベントなどのDMH支援に触れる機会を通して取り組みの意義をご理解いただきたいです」。
また、今回の取り組みについては「これまでDMHを知らなかった野球を見に来た方々が募金活動や告知活動など球場内での支援活動をきっかけにDMHについてご理解いただき、日常生活やマクドナルドにお越しいただいたときに、ふと思い出していただく。そんな“DMH支援が身近な存在になるきっかけ”になってほしいです。今後も皆さんと協力しつつ、DMHへのタッチポイントを増やしていきたいです」と話す片岡オーナー。病気の子供やその家族の笑顔のために。DMHさっぽろと推進支援チームが密接に関わり合うこの北海道の地で、DMH支援拡大のための活動はこれからも続いていく。

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練習の成果を発揮し、力強く投球する髙橋 萌ちゃん

大切な人の側にいられる幸せ

「始球式に出られて本当にうれしかったです」。達成感から顔をほころばせつつそう話すのは、幼い頃からDMHさっぽろを利用している髙橋 萌ちゃん(11歳)だ。野球好きの一家で育ち、球場やテレビの中継で野球観戦をするうちに、自身も野球が大好きになった。始球式での投球の依頼を受けた後は、上手く投げられるよう何度も練習したという。本番は力強いピッチングを披露し観客に感動を届けた。また萌ちゃんにとって大切な思い出になった。
そして萌ちゃんとともに病気と闘ってきたお母さんにとっても、それは変わらない。「幼い頃から入退院を繰り返し、リハビリを頑張ってきた娘の力強い晴れ姿を見て、胸が熱くなりました」。
他にも「DMHさっぽろがあるおかげで、どんな時でも娘の側にいられるという安心感がありました。募金活動などを通して支えてくださった多くの皆様に、本当に感謝しています」と語るお母さん。両親と/子供と一緒にいたい。そんな想いを叶える場所──DMHは、これからもずっと、病気と闘う子供やご家族にとってかけがえのない存在だ。

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DMHさっぽろボランティアの皆さんとハウスマネージャーの福原 洋勝さん

病気と闘う子供やご家族の笑顔を支える

ボランティアの皆さんや球団、北海道の日本マクドナルドに所属するメンバーなど、多くの方々が力を合わせることで実現した今回の取り組み。成功の鍵は「チームワーク」だと話すのはDMHさっぽろ ハウスマネージャーの福原洋勝さんだ。「私たちが日頃活動しているハウスを飛び出し、初めて球場でイベントを実施するにあたり、関係者の皆さまと一丸となって取り組みました。組織の垣根を超えてチームワークを発揮したことが成功につながったと感じています。来場された方々にDMH支援へ参加いただけたことはもちろんですが、萌ちゃんが始球式で投球するなど、利用者の皆さまが笑顔になれる思い出をつくることができて、よかったと思っています」。
しかし、支援活動は1度成功すれば終わりではない。今後も多くの方に継続してご協力いただくことが大切だ。情報発信やイベント、マクドナルドの店舗等での募金活動が、これからも病気と闘う子供とご家族の笑顔を支えていく。

登場した店舗
さっぽろハウス
活動内容
DMHC
活動時期
2022年9月

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