STORY#047

大学生×マクドナルド
次世代サプライチェーンを創造する

青山学院大学経営学部竹田賢ゼミナールとの産学連携プロジェクトを実施

2023.2.27東京都

マクドナルドは、青山学院大学経営学部 竹田賢ゼミナールと「マクドナルドの次世代サプライチェーン」について考える産学連携の取り組みを行いました。本プロジェクトは、マクドナルドのサプライチェーンを支えているHAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社と協力し、約1年間で全9回のプログラムを実施。1月25日(水)には、日本マクドナルドのオフィスにて、最終プログラムである学生の皆さんによるプレゼンテーション大会を開催しました。
学生の皆さんは4つのチームに分かれて、それぞれの企画を提案。エシカル消費やキッチンカー、地下輸送、DXなどをテーマに独創的なアイデアが数多く飛び出しました。最後には、マクドナルドの社員とHAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社の社員から、提案へのフィードバックと次世代を担う学生の皆さんへのメッセージが送られました。

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日本マクドナルドサプライチェーン本部の小野 亮太郎

マクドナルドらしく、ビジネスパートナーとして学生と向き合う

プロジェクトをリードした日本マクドナルドサプライチェーン本部の小野 亮太郎は、今回の取り組みの背景を話す。「私たちは、改善を追求する点において強みを持っている一方、0から1を生み出すイノベーションにまだまだ課題があります。そんな中、学問という新たな視点の“知”と学生の柔軟な発想を取り入れることができれば、我々のサプライチェーンを次のステージに進化させるきっかけになると考えました。そして、学生の皆さんには、ビジネスにおけるサプライチェーンの“知”を提供することで、お互いに成長ができるのではないかと思い、竹田教授に相談させていただきました」。
本プロジェクトの前半では、学生たちがサプライチェーンの知識を深めるために、反転学習を取り入れたアクティブラーニングを実施したが、そこには小野のこの活動に対する思いと考えが込められていた。「様々なサプライチェーンの現場に足を運んでいただくなど、マクドナルドらしいFUNのある学びの機会をつくることを一貫して大切にしました。一方で、プロジェクトのテーマは、私たちサプライチェーン本部が実際に掲げている「Never Breaks〜決して途切れることのないサプライチェーン〜」としました。ビジネスパートナーとして学生の皆さんと本気で向き合い、意見を交わすことで、最後は熱量と独創性のあふれるプレゼンテーションをしていただけ、本当に感無量でした」。

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青山学院大学経営学部 竹田 賢教授

肌で感じ、思考を重ね、
フィードバックをいただいた経験が大きな糧に

青山学院大学経営学部 竹田賢教授は、大学教育の視点から本プロジェクトの意義を語る。「これまでのゼミ活動では、製品開発、サービス企画、プロモーションといったマーケティングに関するテーマで産学連携をさせていただくことが多いと感じています。一方、今回のようなサプライチェーンにフォーカスした本格的な産学連携は非常に少なく、未来を創造するビジネスデザイン力を養成する経営学部教育において貴重で先駆的な取り組みだったと思っています」。
また、プロジェクトの内容についても、竹田教授は大きな手応えを感じていると話す。「反転学習という形で、店舗や物流センターなどの現場を見学する機会もいただけました。それによって、学生たちは顧客に商品やサービスを届けるために、多くの人たちが携わり、考え抜かれた綿密なプロセスが構築されていることを肌で感じることができたと思っています。現場で課題を探し、仮説を立て、何度もフィードバックをいただいて提案内容をブラッシュアップできたことは、これから社会人となる学生たちにとって大きな糧となりました」。

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青山学院大学経営学部 竹田賢ゼミナール長 吉田智咲さん

かっこいい大人になるための大きな一歩

今回のプロジェクトに参加した竹田賢ゼミナール長の吉田智咲さんは、この1年間の活動を振り返る。
「実際に店舗や物流センターを見学させていただくことで、本当に多くの方々の手によって食材が運ばれ、作られていることを実感できました。ワークショップでは、“なぜ”という問いかけを何度もしていただき、繰り返し思考する力が身についたように思います。そして、自分たちで考えた提案に対して、ビジネスの最前線で活躍されている先輩方に真正面からフィードバックをいただけたことが貴重な経験になりました」。最後には、これから就職活動と向き合い、社会人となる上での抱負も話してくれた。「小さい頃から現在まで、本当にたくさん思い出が詰まったマクドナルドで、社会に出ていく上での大きな一歩となる経験をさせていただけたことをうれしく思っています。このプロジェクトで学んだことを活かして、日本を良い方向に動かすことのできるかっこいい大人になっていきたいです」。

登場した店舗
サプライチェーン本部
活動内容
サプライチェーン
活動時期
産学連携プロジェクト

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