マクドナルドらしく、ビジネスパートナーとして学生と向き合う
プロジェクトをリードした日本マクドナルドサプライチェーン本部の小野 亮太郎は、今回の取り組みの背景を話す。「私たちは、改善を追求する点において強みを持っている一方、0から1を生み出すイノベーションにまだまだ課題があります。そんな中、学問という新たな視点の“知”と学生の柔軟な発想を取り入れることができれば、我々のサプライチェーンを次のステージに進化させるきっかけになると考えました。そして、学生の皆さんには、ビジネスにおけるサプライチェーンの“知”を提供することで、お互いに成長ができるのではないかと思い、竹田教授に相談させていただきました」。
本プロジェクトの前半では、学生たちがサプライチェーンの知識を深めるために、反転学習を取り入れたアクティブラーニングを実施したが、そこには小野のこの活動に対する思いと考えが込められていた。「様々なサプライチェーンの現場に足を運んでいただくなど、マクドナルドらしいFUNのある学びの機会をつくることを一貫して大切にしました。一方で、プロジェクトのテーマは、私たちサプライチェーン本部が実際に掲げている「Never Breaks〜決して途切れることのないサプライチェーン〜」としました。ビジネスパートナーとして学生の皆さんと本気で向き合い、意見を交わすことで、最後は熱量と独創性のあふれるプレゼンテーションをしていただけ、本当に感無量でした」。