STORY#055

お客様が心地よい時間を過ごせるように。
真心を込めて、笑顔でコーヒーを淹れる。

バリスタ 櫻井麻衣「伊勢宮川店」

2023.5.24三重県

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。今回は、2022年大会のバリスタ部門のチャンピオンである櫻井 麻衣を取材。「オール・ジャパン・クルー・コンテスト」を通じて学んだことを聞きました。

2011年、長男の保育園入園を機に仕事を探し始めた櫻井。子育てしながら働ける職場を求め、両立できると感じたのがマクドナルドでした。先輩ママが多く、子どもの急なお迎えや行事があってもお互いに協力し合えるなど、安心して働けることが大きな魅力だと話します。

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ミルクフォームは温度管理が大切

1杯のコーヒーでお客様に心地よい時間を

元々コーヒーが大好きだったことから、櫻井はバリスタになることを勧められた。とはいえ、本格的なコーヒーを淹れたことはなく、トレーニングを受け始めた頃は苦労することも多かった。
「最初はミルクを温めながら泡立てるフォーミングすら難しかったんですけど、今ではカフェラテは大得意なメニューになりました。コーヒーは、心を豊かにしてくれる飲み物だと思います。おいしさはもちろん、お客様に心地よい時間を過ごしていただけるよう、1杯1杯心を込めて作っています」と櫻井は話す。コーヒーを通じた真心のおもてなしが、彼女のモットーだ。

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コーヒーを通じ、お客様とのコミュニケーションを図りたいと話す

カフェマネージャーの経験談を聞いて挑戦を決意

伊勢宮川店には、以前AJCCのバリスタ部門で活躍したカフェマネージャーがおり、その時の経験談を聞く中でAJCCへの挑戦を決意した。
「コーヒーの品質や提供スピードなどは常に心がけており、本番でも発揮できたと思います。その上で私の場合はお話が好きなので、お客様とのコミュニケーションにおいても、笑顔で自然な会話ができたことが良かったのかもしれませんね」とはにかむ。

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良好なチームワークは笑顔と心の交流から

楽しく働ける環境が自然な笑顔を生む

インタビューの中で櫻井は何度も、仲間のおかげで優勝できたと感謝の言葉を口にする。
「大会期間中、店舗のメンバーはずっと応援してくれ、その支えがあったからこそ、諦めずに挑戦し続けることができました。カフェマネージャーも『もっとできるよ』と背中を押してくれましたし、チャンピオンになった時はみんな泣きながら喜んでくれました。感謝とともに、素晴らしい職場に恵まれて幸せだなと感じています」と振り返った。
今後は自らの経験を伝え、次のAJCCに挑戦するバリスタを育てたいと決意を語る。「普段から楽しく働ける環境も大切だと思いますね。その楽しさがお客様にも伝わり、自然な笑顔とホスピタリティにつながります」。これからも互いにポジティブになれるように声を掛け合い、より楽しい職場にしていきたいと、櫻井はこの日一番の笑顔を見せた。

登場した店舗
伊勢宮川店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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