世代を超えた、憩いの場
午前9時。湘南地域を代表する観光スポット・江の島を眺める海岸線に、約4000人が集結した。今年で47回目を数えるビーチクリーンアップは、本格的に始まる夏の観光シーズンを前に藤沢市が開催している毎年恒例のイベントだ。市内の自治会、企業、地域住民などが集まり、トングや砂とごみをより分けるザルを手に、5カ所に分かれてビニール袋や空き缶、プラスチック片などを集めていった。
参加者の1人、藤沢市にお住まいの鈴木さんはお子様を連れて参加。「昔からこの海辺は遊び場で、今では私の子供たちも大好きな場所です。一緒にビーチクリーンアップに参加することで、海はみんなで守る場所なんだと感じてほしいと思っています」。