STORY#062

お客様のニーズに応えるために、
チャンピオンが心掛けていること

オーダーテイカーキャッシャー 藤田「高知パワーセンター店」

2023.8.7高知県

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。その2022年大会、オーダーテイカーキャッシャー部門のチャンピオンである藤田を取材。AJCCを通じて学んだことを聞きました。

学生時代にマクドナルドでアルバイトをしていた藤田。社会人経験や結婚、出産を経て約8年ぶりに再びマクドナルドで働こうと思った理由は、学生時代の店舗で主婦のクルーがいきいきと仕事をしていたから。仲間同士で助けあう職場の雰囲気と環境があり、自分も家庭を持ったらまた働きたいと思っていたそうです。

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店舗の仲間たちと一緒に

視線や表情からも
気持ちとニーズを汲み取る

お客様の注文を受け、会計を行うのがオーダーテイカーキャッシャー。店舗の印象に大きな影響を与える、まさにお店の顔とも呼べるポジションだ。明るい笑顔や元気なあいさつはもちろん、お客様の気持ちやニーズをしっかり汲み取ることも大切だ。「お客様が何を求めているかは会話だけでなく、視線や表情からも伝わってきます。そのニーズに瞬時に応えられるように、お客様をよく見て、心に寄り添うこと。そして心地よく過ごしていただくことを常に考えています」と藤田は話す。そんな彼女のAJCC出場を後押ししたのは、周りの仲間からの激励だったという。当初は自信がなかったものの、期待に応えたいという思いが高まり、仲間の思いは藤田が踏み出す勇気となった。

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店舗の仲間たちとともに、励まし合いながら挑んだ

「普段の積み重ねが大切ですね」

藤田がクルーとして活躍する高知県は前年のAJCCにおいて、7部門中3人のチャンピオンが誕生している県だ。加えて近隣店舗同士のコミュニケーションが盛んであり、サポート体制も手厚い。ときには前回優勝者からアドバイスを得ることもあり、それも大きな学びになったと話す。「トレーニングで特にお世話になったのは、上司のオペレーションコンサルタントです。本番同様の時間帯で練習に付き合っていただき、アドバイスをたくさんいただきました。そして、本番当日はお辞儀の角度や適切なスピード、身振り手振りなど、一つひとつの所作によりおもてなしの気持ちを込めることを意識しましたが、普段のお客様への接客や心がけが本番にもあらわれることを改めて感じました。やっぱり積み重ねが大切ですね」と藤田は振り返る。

※担当するエリア店舗において、ビジネス成長に責任を持ち、店舗運営のための様々なコンサルティングを行う。

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店舗の仲間がメッセージや装飾で応援

職場経験が親同士の交流にも生きている

藤田にやりがいを聞くと、「お客様の笑顔です!」と即答。決勝でも、思い出に残っているエピソードがあるという。「ご家族で来店いただいたお客様のお子様が、熊のイラストが入った服を着ていらっしゃったんです。当時、三角チョコパイの包装も熊の絵柄だったので紹介したところ、とても喜んでいただき、『ありがとう』と感謝の言葉をいただけました」と嬉しそうに藤田は話す。そして、喜んでもらうためには自身が笑顔で楽しく働くこと、そして職場でのチームワークも欠かせないという。「マクドナルドでの経験は、育児や子どもを通じて出会う親同士の交流にも生きていますね」。にこやかに語るその笑顔が、今日も店舗に喜びを生み出している。

登場した店舗
高知パワーセンター店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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