STORY#070

挑戦し続けることで学んだ、おもてなしの奥深さ

おもてなしリーダー 諏合 聖也「浦安富士見店」

2023.11.30千葉県

日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」。こちらは、マクドナルドを支える約19万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーションの向上を図るために行われています。その2022年大会、おもてなしリーダー 部門のチャンピオンである諏合 聖也(すごうせいや)を取材。AJCCを通じて学んだことを聞きました。

諏合は静岡県出身。高校入学を機に地元のマクドナルドでのアルバイトを始めた。当時から働きやすく楽しかったことから、進学で上京してからもマクドナルドで勤務することを決め、おもてなしリーダーというポジションに挑戦した。

#
人と話すことが好きな性格で、接客は天職だと語る

「自分のため」ではチャンピオンになれない

地元のマクドナルドでの接客経験も豊富だった諏合は、ブランクがあったものの現在の店舗でもすぐに活躍。おもてなしリーダーになることを勧められた。そして、さらなる接客の高みを目指したいという想いから、AJCCに挑戦することを決意。
しかし、初めて挑んだ2021年大会では最後の全国戦の一つ前で涙を呑んだ。悔しい思いをバネに自らの課題を探してトレーニングに励む中で、次第に気付いたことがあったという。「誰のためにチャンピオンになりたいんだろうって思ったら、自分ではなかったんですね。突き詰めればお客様のためであり、お店や仲間のため。では、自分には何ができるんだろうと考えたら、視野が広がって自然体のおもてなしができ、多くのことに気付いて楽しい会話や適切な動きができるようになりました」と諏合は振り返る。

#
諏合のモットーは感謝。その想いが自然な笑顔を生む

仲間がいるから自信をもって接客できる

チャンピオンになれたのは、2021年大会での悔しい経験が大きいと諏合は話す。そのとき次の大会へと進んだのは、京成船橋店のおもてなしリーダー。そのクルーも最後の全国戦では涙を呑んだが、二人の絆は深まり、2022年大会では諏合のことを全力で応援してくれた。「すごくお世話になった方ですね。チャンピオンになった報告は親よりも先に電話で伝えました。でもこうして振り返ると、やっぱりチャンピオンには一人の力ではなれないと思います。チームワークが大切だと強く実感しています。それは普段の仕事も同様ですね。おいしい商品を作ってくれる仲間がいるから、私たちも自信をもってお客様をお迎えできるんです!」

#
ベストやネクタイには、チャンピオンの刺繡やバッジが

おもてなしにゴールはないから日々勉強

普段の店舗でもエピソードは尽きない。「ある日店内で、『マクドナルドデビューおめでとう!』とお子さまを祝福する親御さんの声が聞こえてきたので、ご家族のもとへ行き、一緒にお祝いしたことがあるんです。話をすると、アレルギーが治ったのでご来店いただけたと。『おいしいっ!』と召し上がるお子さまの笑顔に感動しつつ、お客様の前なので涙を隠しながら、紙袋に『デビューおめでとう! また来てね』とメッセージを添えてお渡ししました。こうした体験もおもてなしリーダーの醍醐味ですね!」とにっこり。今後は接客の魅力、マクドナルドで働く楽しさを一層伝えていきたいと話す諏合。「これからも日々勉強です。おもてなしにゴールはありませんから」。

登場した店舗
浦安富士見店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

この記事のタグ

関連するストーリー

TOPに戻る