若いスタッフで元気なレタスを作る!
指宿やさいの王国は2010年に、“畑違い”の挑戦から始まりました。起業したのは代表の吉元 龍馬さん・義久さん兄弟と、その後輩の田之畑 祐樹さん。きっかけは、吉元家のお父さんが始めた青果販売の苦境でした。卸売としての販売だけでなく、製造から加工まで一貫して担うことができればと考えたのです。
「当時私は介護職で、弟たちも別の仕事をしていました。ただ、業界の中でいえば私たちは若く、やり方次第で成功させることができると確信していました。たとえば、新たな知識を吸収する力や体力など、若さを生かした仕事ができます。また、天候に左右されやすい葉野菜のレタス作りは難しいからこそ担い手も多くない。試行錯誤を繰り返しながらレタスに専念することで徐々に成長し、結果を出せるようになりました。地元の先輩農家さんや県内外の関係者様にも助けていただき、感謝は尽きません」と吉元代表は振り返ります。吉元代表は1982年生まれで会社の平均年齢は30代後半。この若さが強みのひとつなのです。