STORY#085

天性のチャンピオンスマイルに
勝利の女神も微笑んだ

フロントカウンターランナー&プレゼンター 畠山 綾「松戸駅前店」

2024.07.10千葉県

POINT
  • ・マクドナルドが開催する「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」、その2023年大会のチャンピオンを取材。
  • ・今回は、フロントカウンターランナー&プレゼンター部門のチャンピオン、畠山 綾にインタビュー。
  • ・現在は幼稚園教諭として活躍する畠山の成長ストーリーを紹介。

1977年から開催されているAJCCは、マクドナルドを支える約20万人の店舗クルーの技術とサービス、モチベーション向上のために行われています。

その2023年大会、フロントカウンターランナー&プレゼンター(以下、ランナープレゼンター)部門のチャンピオンである畠山 綾(はたけやま りょう)から、AJCCを通じて学んだことを聞きました。

※所属等は取材時のものです。

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でき上がった商品を揃え、お客様へ受け渡しを行うのがランナープレゼンター
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「サンキューです!」の声かけをはじめ、仲間とのチームワークも大切にしている

「マクドナルドといえば『スマイル&ハッスル』」

畠山がマクドナルドで働き始めたのは、地元の友人からの勧めがきっかけです。高校2年生だった2020年の夏に14号幕張店のクルーへ仲間入りし、その後進学に伴い2022年の春に松戸駅前店の一員となりました。

14号幕張店では、主にドライブスルーやカウンターでのご注文対応とレジを担当。ランナープレゼンターに挑戦したのは松戸駅前店で働き始めてからで、店長に背中を押されたと言います。

「すばしっこい私の動きは、ランナープレゼンターにぴったりだったみたいです。より強みを生かせるポジションに抜擢し育てていただくとともに、AJCCにも推薦していただきました」。

また、店舗の仲間に話を聞いてみると、いつも明るく元気な畠山はムードメーカーとして松戸駅前店を盛り上げる一人だと教えてくれました。
その言葉に畠山は、「マクドナルドといえば、『スマイル&ハッスル』です。店舗ではその言葉を体現できるように意識しています。そこに私のキャラクターが相まって、評価いただいたのかもしれません!」と微笑みます。

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自他ともに認める、持ち前の明るさが畠山の強み
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AJCCのトレーニングを担当した柴田SHM(左)と上原店長(右)
上原店長は「最初からとにかく笑顔が素敵でした!」と畠山に太鼓判を押す

ほんの少しの気配りが、
お客様の笑顔につながるから

彼女の強みは、天真爛漫な明るい性格だけではありません。真面目な一面が、お客様により良い店舗体験をお届けしています。

たとえば商品をトレイに乗せる際、包装紙に書かれたゴールデンアーチがすべてお客様からきちんと見えるように、向きを揃えることを徹底しています。ハンバーガーはもちろんドリンクのストロー一つまで丁寧に整えて提供するのが、彼女のモットーなのです。

「心配性な性格も関係していると思います。商品を提供する際には、どうしたらもっとお客様に喜んでいただけるのかを考え、最善を尽くせているか一回一回心の中で確認するようにしていました」。

ピーク時であっても、細やかなところまでおもてなしに手は抜かない。そんな心がけが、スピードと丁寧さを兼ね備えた畠山らしいサービスにつながっています。

※シフトマネージャー:時間帯責任者として、店舗運営をサポートするリーダー。

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チャンピオンになることはもちろん自分がAJCCに出場することさえ、夢にも思っていなかったという

チャンピオンになったことが成長を実感させてくれた
「自分の判断に自信がつきました」

AJCCに向けてトレーニングを開始し、いざ大会に臨む中でも、自分がチャンピオンになる姿はまったく想像できなかったと言います。
自分に自信が持てず、予選の時から不安でいっぱい。同期のクルーに泣きながら相談したこともありました。

「松戸駅前店から前回出場した先輩がすごい方でしたし、今回他店舗から出場される方々も上手な人ばかり。いつも『もう敵わないな』と思っていました。だから、チャンピオンになれた時は本当にびっくりしましたね」。

チャンピオン発表後の、全国の店舗に向けたライブ配信ではスラスラとコメントを述べていた畠山。しかしその姿とは裏腹に、当時の頭の中は真っ白だったと振り返ります。

とはいえ、チャンピオンになって自信も生まれました。
「自分の判断や行動に自信を持てるようになり、後輩へのトレーニングではより的確な指導ができるようになったと思います」。

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「幼稚園教諭として働く今も、笑顔と元気で園児とともに成長しています!」

指導は“否定”ではなく“肯定”で
「コミュニケーションも学べました」

現在はマクドナルドを卒業し、幼稚園教諭として働く畠山。職種や仕事内容は違えども、マクドナルドでの経験は役立っているそうです。

「マクドナルドではおもてなしリーダーも担当していました。小さい子どもが好きなので、特に家族でいらっしゃるお客様との会話は楽しかったですね。接客を通して、幅広い年齢層の方とのコミュニケーション能力も身につきました」。

この他にも学んだのは、「より良い指導の方法」。

「否定ではなく肯定の言葉を使うことです。『ダメだよ』『違うよ』ではなく、『こうすればもっと良くなるよ』と伝えます。また、相手の良いところを見つけて積極的に褒めることが、信頼関係の構築やモチベーションアップにつながると気づきました」。

そして、マクドナルドならではの「スマイル」も、彼女をさらに成長させました。
キラキラとした満面の笑みは、これからますます畠山の魅力を輝かせていくことでしょう。

登場した店舗
松戸駅前店
活動内容
ALL JAPAN CREW CONTEST(AJCC)

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