営業再開を待ち望む声が、私たちの原動力になりました
能登半島地震では、県内各所で多くの被害が発生。マクドナルドでも一時営業停止を余儀なくされた店舗がありました。能登半島に近い鹿島アルプラザ店とイオンタウン羽咋店は、特に被害の大きかった店舗です。両店舗で店長を務めている丸山 丈夫店長は、こう振り返ります。
「スタッフ全員の安否が確認できるまでは本当に不安でした。また、お店は窓が割れるといった被害に加え、水道やガスがストップ。その日は車の中で夜を明かしたのですが、これからどうしたら……と眠れませんでした」
しかし、震災発生の翌日、驚くべきことが起きました。
サプライヤーのうちの一社が、トラックでパンと飲料水を届けてくれたのです。
「決して良くない道路状況にも関わらず、『お店の皆さんは困っていませんか? よかったらスタッフさんや地域の皆さんに』とはるばる届けてくださったんです。あたたかなサポートは、私たちの気持ちを前向きにしてくれました」
さらに、地域のお客様からも「営業再開はいつ頃ですか? 楽しみにしています!」などのあたたかい言葉が寄せられました。
その数、1日約100件。
“支えてくださる皆さまのために”という思いが、営業再開に向けた大きな原動力になったそうです。