オリンピックなのになぜパイナップル?
そしてそこに秘められた
商品開発者の葛藤とは!?
※販売を終了しております。
リオ五輪の開幕にあわせ、期間限定発売がスタートした『必勝バーガー ビーフ&パイン』と『必勝バーガー チキン&トマト』。開発を担当した日本マクドナルドの山宮慎一さんによると、“金メダル級”のおいしさだとか。
オリンピックをテーマにしたバーガーを開発するのは、マクドナルドにとって初めての試みでした。
「開発にあたって最初与えられた課題は、『情熱的でパワーみなぎるバーガー』というものでした。ブラジル料理を調べてみたり、野菜抜きで肉ギッシリのバーガーなどを考えているうちに、“金メダル”というキーワードにたどり着いたんです。金メダルを表現するなら、パイン。肉との相性はいいし、華やかさもある。それならトマトの輪切りで“日の丸”を表現すれば、日本選手の応援にもつながると、そこまでは順調に進みました」
しかしここで大きな問題が。「料理にフルーツが入っているのは苦手」という人たちが少なからずいるということでした。
「実は、僕自身がそうなんです。パイン入りの酢豚なんてありえないと思っていますから (笑)。でもだからこそ、そんな僕でもおいしいと思えるバーガーを作ろうと考えました。自分が苦手なのはなぜかを考えて、酸味は抑えつつ、フレッシュでジューシーなところは残すようにしました」
ポイントになったのは、今回初めて採用した「スモーキー・ペッパーソース」。芳醇な香りとコクを感じさせつつ、ピリッとスパイシーなこのソースがパインの酸味を抑え、「料理にパインが入っているのは苦手な人でも楽しめる」味を完成させました。
「開発は半年がかり。バンズには金の紙吹雪をイメージしたコーングリッツをトッピングしました。チキン&トマトは鉄板の味。どんな人でも楽しんでもらえる思います。ビーフ&パインはパティ2枚、チキン&トマトのチキンも大きめなので『情熱的でパワーみなぎる』ボリュームはあります。でもどちらも意外とサッパリとして食べ飽きることはないと思います。ビーフ&パインは、マクドナルドにとっても新しいチャレンジ。このバーガーは、僕みたいな『パイン苦手』という人にぜひチャレンジしてほしい。パインはあえてグリルせず、フレッシュな味わい。絶対においしいと言ってもらえる自信があります」
期間限定の『必勝メニュー』は、バーガーだけではありません。
「皮付きポテトを丸ごとにスライスした『必勝アミアミポテト』と夏にさっぱりと飲める炭酸ドリンク『必勝マックフィズ ゴールドキウイ』が登場しますので、あわせて楽しんでいただければと思います」
『必勝バーガー』を食べて、リオで頑張る選手たちに負けないくらい、熱い夏を過ごそう!