新レギュラーバーガー「グラン」
ジューシーな“本格肉厚ビーフ”の秘密とは!?
【後編】
ついに「本格肉厚ビーフ」の形に成型! 4つのラインでなんと1分に1400枚ものパティが作られていて、1日にすると100万枚にもなるとか! 各ラインに立っているスタッフさんは、ベルトコンベアーでどんどん流れてくるビーフパティの1枚1枚を厳しくチェックしています。
中村さん「ここではビーフパティの形状が崩れていないか、表面が均一であるかなどをチェックしています。少しでもデコボコや崩れがあると、焼くときに均一に火を通すことができないんです」
驚いたのは、お肉に小麦粉や卵などのつなぎや添加物を一切加えず、そのままビーフパティに成型していること!温度管理を徹底し、すべての工程を氷点下で行うことで、つなぎなしで成型できるとのこと。ビーフパティを食べた時にビーフの味がしっかり感じられるのは、こういうことだったんですね。
そしてここで、「本格肉厚ビーフ」のヒミツを発見。ビーフパティの表面をよく見てみると、プツプツと穴が開いているじゃないですか! 中村さん、これはなんですか??
中村さん「はい。これは“スコア”と言って、「本格肉厚ビーフ」をおいしく焼くための工夫なんです。ビーフパティの表面に穴を開けることで熱伝導を良くし、厚みのあるビーフパティでも短時間で焼けるので、ふっくらジューシーに仕上がるんですよ!」
成型したビーフパティはすぐに-18℃以下まで急速冷凍され、そのまま箱詰めされます。箱詰めの前にはふたたび金属探知機でのチェック、ひび割れや欠けがないかも目で見てチェック。最後はやっぱり人の目が大事なんですね。
中村さん「この後、箱の重さを量り賞味期限を印字したら出荷用の保管庫へ運ばれていきます。以上がビーフパティ作りの全工程でした。次は、実際に出来あがったビーフパティを食べて、その味をチェックしましょう!」
塩コショウなしでもおいしい! 本格肉厚ビーフを実食
官能検査の部屋で待っていてくれたのは、品質管理を担当している李さん。その後ろにはマクドナルドの店舗と同じグリルが! ここは完成したビーフパティをお店と同じ条件で焼いて食べて、品質の最終チェックを行う場所なのです。ちなみにこの官能検査ができるようになるには、短くても半年ほどのトレーニングが必要なのだとか。李さんは、官能検査の前日は、大好物の辛いものなど刺激物をガマンするそうです。プロですね!
李さん「まずは焼き上がったビーフパティの表面を見て、焼き目が均等かどうか、形はきれいか、表面がでこぼこし過ぎていないかなどを見ます。それからピザのように三角形にカットしたものを試食。塩・コショウはつけません。最初に噛んだ時の感触から、ビーフの粒立ち、ジューシーさなどを確認していますね」
食べてみると、塩もコショウもつけていないのにおいしい! ジューシーで、噛むほどにビーフそのものの風味や旨味が染み出してきます。本格肉厚ビーフなので、食べ応えも抜群です!
李さん「よかったです。本格肉厚ビーフは厚みはもちろん、形や大きさ、ちょうど良い食感などにもこだわって、何度も試作して完成したビーフパティです。自信を持ってオススメしたいと思います。私も『グラン』の発売を楽しみにしています。個人的には初のビーフで作られる『グラン てりやき』が楽しみですね」
中村さん「1枚1枚、すべてがお客様にお召し上がりいただく大事なビーフパティ。だから私達も日々、1枚1枚ていねいに作っています。新しい『本格肉厚ビーフ』を使った『グラン』、ぜひお楽しみいただけたらうれしいです」
「本格肉厚ビーフ」は、最新技術と人の手でおいしく作られていたのでした。この味わいは、「グラン」の3つのバーガーで、ぜひ体験してくださいね!